Textile inspection
おりもの検査
おりものの変化は病気の早期発見にとても大切な兆候です。
婦人科の病気は、「生理以外に出血がある」「帯下がいつもと違う」などのサインが出ることで発見されることがあります。
しかし、何も症状がなく、自分でも気付かないうちに病気が進んでいることもあり、定期的な婦人科診察をお勧めしています。
膣分泌物粘液検査
①一般細菌検査
膣内の雑菌(大腸菌・ブドウ球菌など)・カンジダ・トリコモナスなどの有無を判断します。
②クラミジアDNA検査
子宮の入り口の粘液を採って、クラミジアがいないかを調べます。クラミジアは、性感染症(性病)の中で最も多い感染症です。20~30歳代の女性では、8人に1人が感染しています。感染者のほとんどが無症状なので、検査をしないと見つかりません。
③淋菌DNA検査
子宮の入り口の粘液を採って、淋菌がいないかを調べます。淋菌による炎症は症状が強く、骨盤腹膜炎の原因としても有名です。無症状で保菌している方があり、免疫力の低下とともに症状が現れることがあります。
その他、経膣エコー(超音波)
膣の中から超音波を当てて、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がん、卵巣のう腫などがないかを調べます。腹部エコー(おなかにあてるエコー検査)よりも正確にわかります。また卵巣の機能の評価も行うことができ、排卵障害の診断も可能です。