PRACTICE GUIDANCE
診療案内
女性の一生をより良いものにするための一工夫
女性の一生は、幼少期・思春期・性成熟期・更年期・老年期と分かれています。女性は男性に比べると一生のうちに起きる身体の変化が大きいのが特徴です。まずは思春期。月経が始まり、対人関係や月経のトラブルが見られやすいのも特徴です。内診をしなくても診断・治療が可能な場合も多いので、敷居を高くせず受診して下さい。次に性成熟期。性交渉や結婚・妊娠・出産での悩みや病気がみられる時期です。子宮や卵巣に病気が出てきやすいのもこの年代です。定期的に子宮癌検診を受けることにより様々な病気を早期発見するのが大切です。各自治体で癌検診の補助も行われていますので、積極的に利用して受診していただけたらと思います。 生理痛に悩む方が多いのも特徴です。保険適応の低用量ピルが有効な場合があります。また、性感染症などにかかる方もいます。クラミジアや淋菌など、子宮の周りに炎症・癒着をつくる病気は将来的な不妊にもつながる可能性がありますので、帯下の増加や下腹痛など見られたら早めに受診して治療しましょう。次に更年期。閉経前後10年くらいの期間です。顔がほてったり、汗をかいたり、肩こりや、不眠、手足の冷えや、疲労、憂うつになるなどつらい症状が目白押しです。そんな時によくご自分を責めたり、家族との折り合いが悪くなったりしてますます悪循環に陥ってしまうような方もたくさんいます。辛いときは一人で我慢せず、相談することも大切です。
漢方や、保険適応のプラセンタ療法、ホルモン補充療法など、症状改善に有効な薬剤もあります。最後に老年期。更年期が終わり、骨粗鬆症、子宮体癌や卵巣癌、性器脱、萎縮性膣炎なども起こりやすくなります。この年で…、と受診をためらって症状が悪化する方もいますので、早めに受診して治療しましょう。それぞれの世代のすべての女性が幸せでいきいきと過ごすお手伝いをするのが産婦人科の役割です。つらい症状があれば気軽にご相談ください。
レディースドック
疾患の初期には、症状が現れないことが少なくありません。
早期発見・早期治療、また、将来の発症予防にも検診は重要です。
子宮がん検診、性感染症検査、一般血液検査を組み合わせて、一人ひとりの女性に適したオーダーメードの健康診断を行っています。 ブライダルチェックとしては、風疹検査等の感染症を含めた全身検査をお勧めします。 検査内容、検査の組み合わせ、料金などに関しましては、遠慮なくご相談ください。
HPVワクチン・子宮頸がん
子宮頸がんは、早期発見・早期治療がきわめて有効です。進行すると 、子宮やまわりの臓器を摘出しなければならない場合もあり、女性の一生にとって大きな影響を及ぼす病気です。
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子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍
子宮の内腔(妊娠中胎児が入る空間)は、子宮内膜という組織で覆われています。その子宮内膜が、本来あるべき場所以外に存在する状態を、子宮内膜症と呼びます。腰痛や腹痛、生理痛や過多月経・不妊などの原因となります。また、子宮筋腫は筋肉のこぶです。圧迫症状や生理痛・過多月経がなければ経過観察でよろしいのですが、貧血などの症状がある場合は治療対象になります。
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生理痛・生理不順
生理に関するトラブルは日常生活において、とても辛いものです。一時的な対処ではなく、根本的に改善をしましょう。
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月経困難症
子宮の内腔(妊娠中胎児が入る空間)は、子宮内膜という組織で覆われています。その子宮内膜が、本来あるべき場所以外に存在する状態を、子宮内膜症と呼びます。現在のところ原因は不明で、予防法もありません。
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妊娠判定
排卵期に性交して受精したとしても、それから1週間後では妊娠したかどうかの判定はできません。一般的には妊娠したかどうかは「月経の遅れ」で判定しますが、月経周期の変動、ストレスや環境の変化などによって、月経が遅れるとことはよくあることです。「妊娠したかも?」と思ったら、ぜひ当クリニックを受診してください。
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妊婦健診
当クリニックでは日本産科婦人科学会専門医・日本周産期新生児専門医(母体・胎児)である院長を中心として、妊娠初期から中期までの管理をさせていただきます。
分娩する施設により、転院する時期は変わりますが、何事もなければ妊娠32週までは当院にて妊婦検診を行う事が出来ます。
更年期障害
卵巣機能の低下に伴った、卵巣ホルモンの減少が原因で起こる自律神経失調状態をいいます。症状はきわめて多岐にわたり、原因をひとつに突き止めることが難しいことも多くあります。
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性感染症
性感染症:性行為によって感染し、帯下や下腹痛、いぼなどの異常が見られます。ものによっては無症状な事も多く、早期発見して治療する事が必要です。疾患によりパートナーの治療が必要となる場合もあります。
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性器脱・尿失禁
骨盤臓器脱とは骨盤の中にある子宮、膀胱、直腸などの臓器が膣の中に垂れ下がり、膣壁と一緒に女性器より出てしまう病気で、子宮脱、性器脱、膣脱、膀胱脱(膀胱瘤)など症状によって細かく称されることもあります。
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膀胱炎
膀胱炎は、女性がなりやすい病気です。一度発症してしまうと、繰り返すことが多い病気でもあります。
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おりもの
おりものの変化は病気の早期発見にとても大切な兆候です。
婦人科の病気は、「生理以外に出血がある」「帯下がいつもと違う」などのサインが出ることで発見されることがあります。しかし、何も症状がなく、自分でも気付かないうちに病気が進んでいることもあり、定期的な婦人科診察をお勧めしています。
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漢方外来
西洋医学が日本に導入されて以来、現在の日本の医療の基本は西洋医学です。確かに西洋医学は、一昔前までは治らなかった病気に対しても有効であることが証明されてきました。
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メディカルダイエットについて
ディカルダイエットは、厚生労働省が許可した医薬品(GLP-1等)を用いた医学的かつ科学的な根拠に基づいた治療法です。
栄町レディースクリニックでは、経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス錠を処方しています(自費診療:1ヶ月11000円から(税込み))。
リベルサスの主な効果として、胃内容排出の遅延、満腹感の促進と食事摂取量の抑制があります。
リベルサスの服用により消化が穏やかになり、満腹感を促進させるので、食欲が抑制されて自然に摂取カロリーを落とすことができます。
注意事項
空腹時(1日の最初の飲食前)に服用してください。
1錠をコップ約半分の水とともに服用してください。
服用後の飲食や他のお薬を服用する場合は、少なくとも服用後30分経ってからにしてください。
その他
女性の内科疾患に対応いたします。